仕事のデキる人に変われる「すごいメモ」術

仕事のデキる人に変われる「すごいメモ」術

ビジネスの基本として覚えましょう

仕事をしている際にメモを取るクセがある人は仕事がデキる人だと言われています。
でも、常にメモを取っている姿は何となくカッコ悪いという印象を受けるという意見も多く、メモを一生懸命取るべきなのは新人の頃だけと考えている方も少なくないようです。
メモを取るという行動は単なる備忘録として記録するものではないことを知らない方がとても多いので、改めてメモの素晴らしさを確認してみましょう。

すごいメモとは

あなたは仕事のデキる人に変われるすごいメモ術の存在をご存知でしょうか?
これはCM製作など幅広い分野で活躍しているクリエイターの小西利行さんが著書で紹介している内容のことです。
様々なヒット作を手がけてきた実績を得ている秘密は、たくさんの良いアイデアを量産していることにありますが、これはメモのおかげだとしています。
メモは過去の事を記録するものではなく、未来のために書くものだという考えが特徴的です。

メモの役割について

著者はメモには5種類の役割が存在すると解説しています。
まず整理という役割として、せっかくメモを書き残しても内容がわからないとか読めないという結果では意味がないので記号を活用して効果的にメモを残すようにします。
吹き出しを使って書き残すのも効果的で、情報を整理しながら後で参考にできます。

もう一つが設定という役割があり、これにはハードルを設定するという意味があります。
メモに課題を書いておきそれに対する答えを書き込んでいきます。
ハードルを乗り越えるというルールを設定していることで新たなアイデアを発想しやすくするという特徴があります。
考えがブレることなく明確な発想に導くことができるのです。

次に考察という役割として漫画メモを活用します。
文字でメモを書き残しても頭に入ってこないことがあるので、その時には発言した人の似顔絵を書いてその人の発言を漫画の吹き出しのようにして書き込みます。
これが情報の視覚化に繋がり、意見がすんなりと頭に入ってくるのでおすすめです。

新しいアイデアを作る発見という役割もあります。
これからどうやったら良いのかわからないと考えが煮詰まってきた時などに活用できる方法です。
普通はライバルに勝つためにどうするべきか、などと考えるのが正統派ですが、ライバルにやられたくないことは何かと天邪鬼的な発想で考えるのがポイントです。

最後の役割が指示をするということで、自分に対して活用するだけでなく誰かに伝わるメモにするのがコツです。
自分しか理解できないようなメモを書き残しても周囲にその内容が伝わらなければ仕事を円滑に進めることができません。
同僚や部下などに対して内容がわかりやすく伝わる書き方を心がけるのがポイントです。

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