不況になると伸びる業界
リサイクルショップは昔から存在していた業界ですが、特に不況と言われる時期になると大きく売上を伸ばす傾向にあります。
近年では加えてエコ志向が社会的に広がってきていることもあり、自分たちが使用しなくなったものを誰かに売って使用してもらい、自分も他の人が不要になったものを購入するというリサイクルが抵抗感なく行われるようになりました。
リサイクルショップの種類として最も多く利用をされているのが、子供の着用してきた衣服やおもちゃなどを対象としたお店です。
他にももオフィス内で使用していた什器や器具といったものも、移転などのときにはまるごと転売されるようになっていたりします。
特にここ最近ではより広いジャンルでのリサイクルが進んでおり、専門的なショップも多く見られるようになってきました。
リサイクルと同時に進むDIY
リサイクルショップ業界が全体的に好調である背景には、自分で使用するものを自分で作るというDIYの流行も1つの要因となっています。
DIYでは、自分で家具や家財など使用する品物を作ったり、洋服やアクセサリーを自分で使いやすいようにアレンジ・デザインしていくということが行われます。
最近ではホームセンターなどで手軽にDIYができる資材や用具が販売されるようになってきていることもあり、リサイクルショップで安価に手に入れた品物を使って自分なりに品物を作っていくことを趣味にする人も多くなっています。
リサイクルだけでなくリユースなど他の人が既に使用したことのある品物の再利用は、昔のように「仕方なく」するものではなくむしろ経費削減やエコ意識による積極的なものに変化してきているのです。